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北海道胆振東部地震

皆様こんにちは。
9月6日の早朝、今まで体験したことのない揺れを感じました。
聖芳園は職員の最も少ない、夜勤帯です。
幸い、入居のお客様は皆様、お怪我無くご無事でした。
近くに住む職員が、すぐに駆け付け、お客様の見守りをしました。
職員連絡網が回り、応援職員が駆けつけました。
停電で暗い中、懐中電灯の明かりを頼りに朝が来るのを待ちました。
聖芳園は電気が使えないと、水も出ず、調理もできません。もちろんナースコールも使用できません。
それらは人手でカバーして、在宅職員も、特養職員も、事務職員も、みんな総出で協力し合い、
食事は備えてあった非常食を。
お客様には不便な思いをさせてしまいました。

幸い、電気は6日の夜に復旧しました。
しかし、学校が休校、保育園や幼稚園が休園…
勤務できる職員も限られてしまいます。
そんな中、聖芳園内で職員の子供を預かることに。
余震も多く、子供をおいて出勤することに不安を感じていた職員も、同じ建物の中で子供が過ごせることで
安心してお客様のお手伝いに回る事が出来ました。
物流が停止し、お客様にお出しする食材の確保に困りました。
近隣の農家さんに声をかけると、皆様喜んで食材を譲って下さいました。
人と人との助け合いが、あらためて大切だということを強く感じました。

本日聖芳園センター研修で、震災について改めて学びました。
困ったこと、良かったこと、次に活かしたいことなどを、グループに分かれて出し合いました。
今回の震災を経て、考えなければならない課題がいくつもあることを知りました。
今もなお、不自由な生活をされている、被災地の方々が居ます。
“震災は他人事ではなく、いつでも起こりうること”と肝に銘じ、日々過ごしていきたいと思います。


特養 : 20:11 : comments (x) : trackback (x)
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